「ジムに通うのが面倒になってきた…」
「いつもジム通いが続かない自分を変えたい!」
ジムに通い始めた頃は張り切っていても、その気持ちがなかなか続かず面倒になってしまう人も多いのではないでしょうか。続かないのは自分の性格のせいだと思いがちですが、実はジム通いが続かないのはいくつかの理由があるのです。
この記事では、ジム通いが続かない理由と、継続するための改善策をご紹介します。自分に当てはまるところがないかチェックし、継続するために気持ちをリセットしてみましょう。
ジム通いが続かない人によくある8つの理由
ジム通いが続かない人によくある理由は以下の8つ。
- ライフスタイルに合わないジムを選んでいる
- ジムに通う目的がはっきりしていない
- 短期間での効果を期待しすぎている
- 1回のトレーニングで負荷をかけすぎている
- トレーニングマシンの正しい使い方が分からない
- 運動をする習慣がない
- 仕事や趣味の時間が忙しい
- 金銭的に厳しくなってきた
1つずつ確認していきましょう。
1. ライフスタイルに合わないジムを選んでいる
自宅や会社から離れていたり、アクセスが悪かったりするジムはおすすめできません。ジムに行く気持ちはあっても、通うまでのことを考えると面倒になってしまいます。
また、仕事帰りに通いたい人は、営業時間の長いジムを選ぶのがおすすめです。残業が多い時期に時間的な問題で通えなくなってしまうと、せっかく継続していたやる気が途切れてしまいます。
2. ジムに通う目的がはっきりしていない
ジム通いが続かない人は、何のためにジムに通い始めたのかもう一度思い出してみましょう。
- 筋力アップのため
- ダイエットのため
- 健康のため
- 気分転換のため
人によって目的はさまざまですが、明確にしておかないと効果的なトレーニングメニューが組めません。「なんとなくこれをやっておけば効果が出るかな」という漠然としたトレーニングだと、期待した効果を実感できずに挫折してしまう可能性があります。
継続するためには明確な目標を決めて、効果的なトレーニングを行うことが大切です。
3. 短期間での効果を期待しすぎている
ジムに通ったからといって、短期間で目に見える効果を実感できるわけではありません。効果が実感できるまで、約2か月かかると言われています。
もちろん、通う頻度やトレーニング内容によっても効果を実感できるまでの期間が変わってきます。早くて約1か月、遅くても約3か月で効果を実感できる人がほとんどです。
それでもなかなか効果が表れないのであれば、トレーニング内容に問題がある可能性があります。
例えば、ただトレーニングマシンを使うのではなく、正しいフォームで行うことが大切です。フォームが崩れていると筋トレの効果を得にくくなってしまうので、意識してみましょう。
4. 1回のトレーニングで負荷をかけすぎている
初めのうちからひどい筋肉痛になるくらい頑張りすぎてしまうと、つらい気持ちが強くなって腰が重くなってしまいがち。ジムに通うのは週2~3回程度で、1回1時間~2時間くらいが無理なく通えておすすめです。
なかにはもっと高頻度で通いたい人もいるかもしれません。しかし、筋肉を休める時間をつくることも効率的に筋力アップを目指すうえで重要です。
週に何度も通いたいのであれば、日によってトレーニングする部位を変えるなど、同じ部位だけに負荷をかけすぎない工夫をしましょう。
5. トレーニングマシンの正しい使い方が分からない
特に初心者の場合、トレーニングマシンの正しい使い方が分からない人が多いですよね。正しいやり方で行わないと期待する効果を得られないので、分からないまま使用することは避けましょう。
使い方が分からないことが理由で、限られたトレーニングマシンしか使わずに通わなくなってしまう人も多くいます。試してみたいマシンがあるなら、インストラクターにやり方を聞いてみましょう。
インストラクターがいない場合は、自分で使い方や正しい姿勢、呼吸法を調べることが大切です。
6. 運動をする習慣がない
運動の習慣がない人がいきなりハードなトレーニングを頑張ろうとしても、長くは続かないでしょう。激しい疲れや筋肉痛を感じ、運動することが嫌になってしまう恐れがあります。
スポーツが苦手な人や運動する習慣がない人にとっては、「今日は20分以上走る」と決めても、その時間がとても長く感じてしまうものです。
最初から頑張りすぎず、まずは自分が楽しく継続できるトレーニングを見つけてみましょう。
7. 仕事や趣味の時間が忙しい
仕事が忙しくてなかなかジムに通えない状況や、趣味に没頭してジムの優先順位が低くなってしまうと、通うことが面倒になってしまう可能性があります。面倒になる前にもう一度目標を見直すことが大切です。
仕事や趣味と両立できるスケジュールを組んだり、時間の融通がきく別のジムを探してみたり、優先順位を含めて考え直してみましょう。
8. 金銭的に厳しくなってきた
民間ジムの場合、月額8,000円など、ある程度のコストがかかります。
「金銭的に苦しいけどジムを辞めるのは嫌」という状況であれば、もっと料金が安いジムや公営ジムに切り替えるのもおすすめです。
ジム通いが楽しくなる8つの改善策
ジム通いを継続するためには、”通うことが楽しい”という気持ちをもつことも大切です。ここでは、ジム通いを楽しくするための改善策をご紹介します。
- 明確な目標をもつ
- 定期的にサイズなどの数値を計測する
- 音楽を聴きながらトレーニングする
- 時間を忘れて楽しく通える環境を選ぶ
- さまざまなトレーニングマシンに挑戦してみる
- スタジオレッスンに合わせてジムに行く日を決める
- プールを利用してみる
- ジム内で目標にする人を設定する
1つずつ詳しく解説するので、ぜひ実践してみてください。
1. 明確な目標をもつ
ジム通いが続かない人に重要なことは、目標を明確にすることです。
明確といっても、「筋肉を増やす」「今よりも痩せる」など、漠然とした目標だとゴールが見えにくくなってしまいます。以下のように、より具体的な目標を設定してみましょう。
- 洋服のサイズをSサイズにする
- 二の腕のサイズが〇cmになるまで筋肉を増やす
- 健康維持のために毎週〇曜日のスタジオレッスンに通う
最終的な目標が筋力アップやダイエットだとしても、具体的な目標をいくつか設定しておくことが大切です。通う目的がより明確になれば、継続にもつながるでしょう。
2. 定期的にサイズなどの数値を計測する
定期的に自分の体のサイズなどを計測しておくと、サイズの変化が分かって目標を設定しやすくなります。筋肥大目的・ダイエット目的の両方におすすめな方法です。
体重や体脂肪率はもちろん、二の腕・ウエスト・太ももなど、気になる部位のサイズを定期的に計測してメモしておきましょう。少しずつでも変化があれば、さらにやる気が高まります。
もしサイズの変化を手帳などにメモすることに抵抗があるなら、ダイエット系のアプリを活用するのもおすすめです。
3. 音楽を聴きながらトレーニングする
トレーニングマシンでランニングを行う場合など、好きな音楽を聴きながら走ることで、時間の経過が早く感じられます。運動する習慣がなく、長時間走ることが苦手な人におすすめです。
音楽を聴きながらトレーニングを行うことで、スポーツパフォーマンスが高まり、モチベーションが向上します。モチベーションによってトレーニングの質が変わるとも言われているのです。
4. 時間を忘れて楽しく通える環境を選ぶ
運動する習慣がない人や長時間走ることが苦手な人は、トレーナーがいるジムやスタジオレッスンがあるジムがおすすめ。時間を忘れて楽しく運動できます。
楽しむことで少しずつ運動する習慣が身につき、ジムに通うことへの不安や抵抗がなくなっていくでしょう。
5. さまざまなトレーニングマシンに挑戦してみる
せっかくジムに通うなら、使い方が分からないという理由でトレーニングマシンを避けるのはもったいないです。やってみたら自分に合ったトレーニングだと気づくこともあります。
1人でトレーニングすることが心細い人は、インストラクターに相談しやすい環境のジムがおすすめです。無理のない負荷で、さまざまなトレーニングマシンに挑戦してみましょう。
6. スタジオレッスンに合わせてジムに行く日を決める
ある程度時間に余裕がある人は、やってみたいスタジオレッスンがある曜日や時間帯に合わせてジムに行くと、より楽しく通えます。
レッスンによっては「初級・中級・上級」などのコースに分かれている場合もあるので、ステップアップを通う目標としてもいいですね。
7. プールを利用してみる
プールといっても、泳ぐだけが目的ではありません。水中ウォーキングでも効果を得られます。
水の浮力によって体重の負荷が軽くなるので、足腰が弱い人でも安心。ジムによっては、プールエクササイズや大人向けのプール教室を行っているところもあります。
8. ジム内で目標にする人を設定する
「運動するのが面倒」という気持ちが強くなってきたら、ジム内にいるほかの人を観察してみるのもおすすめです。頑張っている人を見ると刺激になり、自分も頑張れるときがあります。
- いつもいるあの人のやり方を真似してみよう
- 隣で走っている人よりも長く走ろう
- あの人みたいな体型になるには何が足りないんだろう
上記のように、自分の中でちょっとした目標を決めたり、視点を変えてみたりするのも継続するための1つの方法です。
失敗しないジムの選び方
ジム通いを継続するうえで、自分に合ったジムを選ぶことがもっとも重要です。失敗しないジムの選び方は5つ。
- アクセスしやすいジムを選ぶ
- トレーニングマシンやスタジオレッスンなどの充実度で選ぶ
- ジムの雰囲気を確認して選ぶ
- インストラクターやトレーナーの有無で選ぶ
- 会費を比較して選ぶ
それぞれ確認し、ジム選びで失敗しないように心がけましょう。
1. アクセスしやすいジムを選ぶ
自宅の近くや職場の近くなど、自分が通いやすい場所にあるジムを選びましょう。雨天時は車で行けたり、いつも買い物に行く場所の近くだったり、生活しやすい環境にあるジムがおすすめです。
いくら人気のあるジムに通っても、行くまでの距離が長いとだんだん面倒になってしまう可能性があります。なかには24時間通えるジムもあるので、自分のライフスタイルに合ったジムを選ぶことが大切です。
2. トレーニングマシンやスタジオレッスンなどの充実度で選ぶ
どのようなトレーニングをしたいのかによっても、選ぶべきジムが変わってきます。トレーニングマシン中心・スタジオレッスン中心・プール中心など、求めるメニューは人によってさまざまです。
トレーニングマシンの利用を考えている人は、マシンの数やダンベルの重さなども事前に確認しておくといいでしょう。
3. ジムの雰囲気を確認して選ぶ
ジムによっては、男女比や年齢層などに大きな差があります。通う時間帯によってもガラリと雰囲気が変わるところもあるので、事前に確認しておきましょう。
あまりにも自分の目的と離れた環境にいると、通いにくくて嫌になってしまう可能性もあります。
4. インストラクターやトレーナーの有無で選ぶ
インストラクターやトレーナーの指導を受けたいといった希望がある人は、それを考慮してジムを選びましょう。
なお、インストラクターとトレーナーの違いは以下のとおりです。
- インストラクター:技術的な指導や知識面での指導を教える役割
- トレーナー:目標達成までの体づくりやスキルアップをサポートする役割
公営ジムの場合、インストラクターがいるジムといないジムがあります。事前に確認しておきましょう。
5. 会費を比較して選ぶ
生活圏内にいくつかジムがあるなら、会費を比較して選ぶのも1つの方法です。
忙しくてあまり通えない人は、1回数百円程度で利用できる公営ジムがおすすめ。1回の利用ごとに料金を支払うので、毎月定額で支払うジムのようにお金の心配をする必要がありません。
反対にある程度通える人は、多少高くても設備が整っている民間ジムのほうがおすすめ。トレーニングマシンの種類やスタジオレッスンなどが充実し、さまざまなトレーニングが行えます。また、プールやサウナ、エステなど、利用できるサービス内容が豊富です。
まとめ
ジム通いが続かない人にはいくつかの理由があります。自分のライフスタイルに合わせて、通いやすいジムを選ぶことが重要です。
また、継続させるための工夫として、通う目標を明確にしておきましょう。その際、漠然とした目標ではなく、より具体的な目標を設定することが大切です。
今まで継続できないことに悩んでいた人は、この記事を参考にし、自分に合ったジムの通い方を見つけてみましょう。
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