「おすすめの懸垂器具を知りたい!」
「懸垂器具を選ぶときのポイントってあるの?」
「懸垂器具を使った自宅でも行えるトレーニングは?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
自宅でトレーニングをしたいと考え、懸垂器具を探している方もいると思います。しかし、通販サイトを見てみると、様々な商品が販売されており、どれを選べばいいか分かりませんよね。
懸垂器具の相場は、10,000~20,000円と高め。そのため、マシン選びでの失敗は避けたいところです。
そこでこの記事では、おすすめの懸垂器具を15点紹介します。ジムトレーナーの立場から、本当におすすめできる商品を厳選しています。
懸垂器具選びで失敗しないポイントやマシンを活用したトレーニングも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
【失敗しない】懸垂器具を選ぶポイント3選
懸垂器具は様々な種類があり、どれを選べばいいか分からない方も多いと思います。こちらでは、マシンを選定する際にチェックしたいポイントを紹介します。
主に、以下3点です。
- 安定性
- 耐荷重
- 設置スペース
各ポイントについて、順番に解説します。
1. 安全性
器具を選ぶ際には、安定性が高いものを選びましょう。安定性が低いマシンだと、懸垂している際に、転倒してケガをする可能性があるためです。
懸垂器具を選ぶ際は、以下項目にチェックしてみてください。
- フレームが太い
- 滑り止めが付いている
- 土台のサイズが大きめ
安全にトレーニングをするためには、安定性の高さが重要です。
2. 耐荷重
耐荷重とは、懸垂マシンが耐えられる重さを表したものです。
トレーニングの反動を考えるなら、体重よりも重いものを選ぶのがおすすめ。耐荷重が200kgほどあるマシンなら、腰にプレートを付けたトレーニングなども行えます。
3. 設置スペース
懸垂器具の中には、高さ2mを超えるものもあります。そのため、自宅に置けるスペースがあるのか確認しましょう。
設置場所の確保が難しい場合は、折りたたみ式のものやドアに引っ掛けるタイプがおすすめです。
【トレーナー厳選】おすすめの懸垂器具15選
ジムトレーナーがおすすめする懸垂器具は、主に以下15点です。
- YouTen ぶら下がり健康器Slim
- WASAI 懸垂マシン
- HAIGA ぶら下がり健康器
- STEADY ぶら下がり健康器
- Wolfyok 懸垂マシン
- BARWING 懸垂マシン
- ALINCO バランスウォーク
- IRON GYM 懸垂マシン
- 山善 Dぶら下がり健康器
- TEDDY WORKS 懸垂マシン
- WASAI マルチ筋肉トレーニングマシーン
- STEADY 懸垂バー
- Sykooria 懸垂バー
- バランスボディ研究所 どこでもマッチョPRO
- BTM ぶら下がり健康器
各マシンの特徴やおすすめポイントを紹介します。
1. YouTen ぶら下がり健康器Slim
サイズ | 幅63.5cm×奥行69cm×高さ170~223.5cm |
耐荷重 | 85kg |
幅が約63.5cmとスリムなデザインの懸垂器具です。1人分の肩幅が丁度よく収まり、ちょっとしたスペースにも置けます。
高さは、約170~22cmまで11段階調節できます。工具も必要ないため、簡単に高さを変えられるのもメリットです。
2. WASAI 懸垂マシン
サイズ | 幅67cm×奥行84cm×高さ198~230cm |
耐荷重 | 120kg |
こちらの懸垂器具は、丈夫で安定性が高いことが特徴です。
フレームは約7cmと太めで、安心してトレーニングを行えます。耐荷重は120㎏あるため、ある程度負荷をかけた懸垂も可能です。
高さは、約198~230cmまで7段階調節できます。
3. HAIGA ぶら下がり健康器
サイズ | 幅123cm×奥行110cm×高さ172~235cm |
耐荷重 | 100kg |
グリップのバリエーションが豊富で、様々な握り方ができる懸垂器具です。例えば、上部のグリップは、手幅を狭くしたり広くしたりしやすくなっています。
加えて、調節できる部分が豊富です。以下3つの部分の位置を変えられます。
- ハンドルバー:上下10段階
- レッグレスト:上下3段階
- バッグレスト:前後3段階
これにより、自分の体に合った位置を調節できます。
4. STEADY ぶら下がり健康器
サイズ | 幅92cm×奥行87cm×高さ170~214cm |
耐荷重 | 130kg |
こちらの懸垂器具のおすすめポイントは、組み立てのしやすさです。土台部分が自立するため、1人でも簡単に組み立てられます。ネジは2種類だけなので、部品を見分けやすいです。
耐荷重は、130kgと安定性も高めです。高さは、170~214cmまで5段階調整できます。
5. Wolfyok 懸垂マシン
サイズ | 幅78cm×奥行95cm×高さ178~222cm |
耐荷重 | 180kg |
懸垂器具では珍しい、チューブ付きのマシンです。チューブは2か所にあり、トレーニングの幅が広がります。懸垂だけでなく、様々な種目の筋トレをしたい方におすすめのマシンです。
耐荷重は、180kgあり安定性は抜群です。高さは、11段階調節できます。
6. BARWING 懸垂マシン
サイズ | 幅72cm×奥行91cm×高さ188~233cm |
耐荷重 | 250kg |
こちらの懸垂器具は、高さを188~233cmまで調節できます。トレーニングや身長に合わせて細かく変更できるのがメリット。
土台部分は72cm×91cmと大きめです。これにより、トレーニング中の揺れを軽減します。
7. ALINCO バランスウォーク
サイズ | 幅72cm×奥行87cm×高さ183~227cm |
耐荷重 | 90kg |
トランポリンが付いている懸垂器具です。体幹強化トレーニングやジョギングなどが行えます。
幅は72cmとコンパクト。部屋に置いてもあまりスペースを取りません。
8. IRON GYM 懸垂マシン
サイズ | 幅93.5m×奥行40cm×高さ28cm |
耐荷重 | – |
こちらは、ドアに引っ掛けて使用する懸垂器具。部屋に大きなマシンを置けない方にぴったりです。
懸垂だけでなく、腕立て伏せや腹筋、ディップスなどのトレーニングにも使えます。
9. 山善 Dぶら下がり健康器
サイズ | 幅56cm×奥行65cm×高さ180~220cm |
耐荷重 | 90kg |
スリムで、シンプルなタイプのマシンです。懸垂器具をお試しで購入したい方に向いています。
高さは5段階に調整できます。10cm単位で細かく変更でき、使いやすいことが特徴です。
10. TEDDY WORKS 懸垂マシン
サイズ | 幅96cm×奥行39cm×高さ200~260cm |
耐荷重 | 130kg |
こちらは、突っ張り棒式の懸垂器具です。省スペースで、部屋に馴染みやすいデザインが特徴。
床と天井の突っ張った際には85度の角度があり、転倒を防ぎます。耐荷重は130kgと安定性も期待できます。
11. WASAI マルチ筋肉トレーニングマシーン
サイズ | 幅66cm×奥行119cm×高さ215cm |
耐荷重 | 150kg |
ベンチが付いた多機能な懸垂器具。ベンチ部分は折りたたみできるので、使わないときは収納しておけるのが特徴です。
12. STEADY 懸垂バー
サイズ | ・ショートサイズ:72~92cm
・ロングサイズ:92~124cm |
耐荷重 | 200kg |
こちらは、バータイプの懸垂器具。ドア部分に突っ張って使用します。
耐荷重は200kgと、安定性が高めです。人間工学に基づいた滑り止めクリップを採用しており、トレーニングが行いやすくなっています。
13. Sykooria 懸垂バー
サイズ | 70~100cm |
耐荷重 | 350kg |
こちらの懸垂バーは、大きめの滑り止めマットが特徴。摩擦力が大きく、設置した際に安定しています。
懸垂バーは、腕立て伏せや腹筋運動でも利用できます。
14. バランスボディ研究所 どこでもマッチョPRO
サイズ | 幅94cm×奥行50cm×高さ29cm |
耐荷重 | 110kg |
ドアの厚みや高さに合わせて、3段階の調節が可能です。グリップのバリエーションが豊富で、様々な握り方ができます。
15. BTM ぶら下がり健康器
サイズ | 幅65.5cm×奥行81.5cm×高さ186~206cm |
耐荷重 | 100kg |
こちらの懸垂器具は、スリムな設計が特徴です。省スペースのため、部屋に置いても圧迫感が少なめです。
土台部分にはゴム製の滑り止めが付いており、ぐらつきを軽減できます。
懸垂器具を活用したおすすめトレーニング5選
懸垂器具を使うことで、様々なトレーニングを行えます。おすすめの種目は、以下5点です。
- プルアップ
- ワイドグリップチンニング
- ナローグリップチンニング
- L字懸垂
- タイプライターチンニング
各トレーニングのやり方を順番に解説します。
1. プルアップ
プルアップは、手の甲を自分側に向けて行う懸垂です。広背筋の上部を鍛えられます。
<プルアップのやり方>
- 手の甲を自分側に向け、バーを肩幅より広めに握る
- 足を使い、地面を軽く蹴り上げる
- 顎がバーと同じ高さになるまで持ち上げる
- 限界まで持ち上げられたら、2~3秒キープする
- 元の姿勢にゆっくり戻す
- 10回×3セットを目安に行う
プルアップをする際は、手首に余計な力が入ってしまいがちです。ケガの原因となるため、広背筋や大胸筋を使って体を持ち上げましょう。
2. ワイドグリップチンニング
ワイドグリップチンニングは、一般的な懸垂よりも手の幅が広く取るトレーニングです。背筋全体を鍛えられます。
<ワイドグリップチンニングのやり方>
- 手のひらが自分に向くようにバーを握る
- 腕と肘が90度になるイメージで、手幅をかなり広めに取る
- 肩甲骨を寄せる意識を持ち、胸がバーに付くまで体を引き付ける
- 限界まで持ち上げられたら、2~3秒キープする
- 元の姿勢にゆっくり戻す
- 10回×3セットを目安に行う
ワイドグリップチンニングをする際は、顔を上下させないように注意しましょう。顔に合わせて腰が曲がるため、ケガや痛みに繋がります。
3. ナローグリップチンニング
ナローグリップチンニングは、手の幅を狭くした懸垂です。上腕二頭筋や大胸筋にアプローチをかけられます。
<ナローグリップチンニングのやり方>
- 手のひらが自分に向くようにバーを握る
- 手幅は拳1個分にする
- 肩甲骨を寄せるイメージで、胸にバーが付くまで体を引き付ける
- 限界まで持ち上げられたら、2~3秒キープする
- 元の姿勢にゆっくり戻す
- 10回×3セットを目安に行う
ナローグリップチンニングは、握力もある程度必要になるトレーニング。リストストラップやグローブなどのアイテムを利用して、滑りにくくするのもおすすめです。
4. L字懸垂
L字懸垂は、腹直筋などお腹周りを鍛えられるトレーニングです。
<L字懸垂のやり方>
- 手のひらが自分に向くようにバーを握る
- 足を地面に付けたまま、体を持ち上げる
- 両足を上げて、体で「L字」を作る
- 顎がバーと同じ高さになるまで持ち上げる
- 限界まで持ち上げられたら、2~3秒キープする
- 元の姿勢にゆっくり戻す
- 10回×3セットを目安に行う
L字懸垂は、難易度が高めです。最初は少ない回数から始め、徐々に増やしていきましょう。
5. タイプライターチンニング
タイプライターチンニングは、左右交互に体を引き上げる懸垂です。胸筋にアプローチをかけられます。
<タイプライターチンニングのやり方>
- 手のひらが自分に向くように、片手でバーを握る
- 肘が90度になるイメージで、手幅をかなり広めに取る
- 体を少し持ち上げた状態で、右手に向って体を持ち上げる
- 顎がバーと同じ高さになるまで持ち上げたら、2~3秒キープする
- 元の姿勢にゆっくり戻す
- 左も同様に行う
- 左右5回ずつ × 3セットを目安にする
トレーニングをするときは、勢いを付けてしないように注意しましょう。
まとめ
懸垂器具を購入する際には、以下3つのポイントをチェックしましょう。
- 安定性
- 耐荷重
- 設置スペース
これらの項目を抑えることで、マシン選びでの失敗を避けられます。
懸垂器具は、腕立て伏せや腹筋など、懸垂以外の筋トレを行えるのがメリット。購入することで、自宅でのトレーニングの幅が広がります。
このコラムでは、他にもダイエット・ボディメイクに関するお役立ち情報を発信しています。
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