「筋トレ用器具の種類を知りたい」
「トレーニングの効果をもっと高めたい」
「筋トレ器具の選び方はどうすればいい?」
こんな疑問や悩みを抱いていないでしょうか?
一言で筋トレ器具といっても種類が多く、どうやって選べばいいわからない人も多いと思います。
必要な筋トレ器具は、目的や鍛えたい箇所によって様々です。
これから筋トレを始めるのであれば、マットやダンベルなど、汎用性の高い器具から優先的に購入していくのがおすすめです。
この記事では、筋トレ用の器具選びに悩んでいる人に向けて、以下の内容をまとめました。
- 筋トレ器具の選び方
- 汎用性の高い筋トレ器具
- おすすめの筋トレ器具14選
自分の予算・目的に合った器具がすぐに見つかりますので、ぜひ参考にしてください!
筋トレ器具の選び方
自分に合った筋トレ器具を購入する際は、次の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
- 鍛えたい部位
- 収納性
- 価格
(1)鍛えたい部位
まず、鍛えたい部位を明確にすることが大切です。
筋トレで鍛えるべき主な部位は、次の5つに大別されます。
- お腹(腹筋など)
- 脚・お尻(大腿四頭筋・大臀筋など)
- 背中(広背筋など)
- 胸(大胸筋など)
- 腕(上腕二頭筋など)
例えば、胸や腕を鍛えるならダンベルはほぼ必須です。
一方、お腹や脚・お尻は寝転がって行うトレーニングも多いので、マットさえあれば十分にトレーニングできるでしょう。
また、それ以外にも細かい部位(前腕や三角筋後部)をトレーニングする際はチューブが役立ちます。
(2)収納性で選ぶ
自宅でトレーニングするなら、収納性も重要です。
器具によって、収納に必要なスペースは大きく異なります。
例えば、チューブやケトルベルなどは比較的場所を取りませんが、ダンベルやフラットベンチはある程度の収納スペースが必要です。
また、チンニングスタンドは、常に置き続けられるスペースが必要になります。
筋トレ用器具を購入する際は、必ずサイズを確認するようにしましょう。
(3)価格で選ぶ
価格も非常に重要です。
特に筋トレを始めたばかりなら、かけられる予算が少ないことも多いでしょう。
そういった場合は、ケーブルやトレーニングマットなどであれば、安価で購入できるのでおすすめです。
逆に本格的に筋トレしたい人は、少しお金を出してでも本格的なダンベルセットやフラットベンチを用意しておくと、トレーニングが捗ります。
以下の表にトレーニンググッズごとの大まかな相場をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
トレーニンググッズ | 相場目安 |
トレーニングマット | 1,000円〜 |
ダンベル | 単体:1,000〜
セット:6,000〜 |
チューブ | 1,000円〜 |
フラットベンチ | 7,000円〜 |
プッシュアップバー | 2,000円〜 |
ケトルベル | 2,000円〜 |
チンニングスタンド | 15,000円〜 |
【初心者におすすめ】汎用性の高い筋トレ器具7選
筋トレ器具を初めて買う場合は、汎用性の高いものから揃えていくのがおすすめです。
- トレーニングマット
- ダンベル
- チューブ
- フラットベンチ
- プッシュアップバー
- ケトルベル
- チンニングスタンド
上記の筋トレ器具は汎用性が高く、様々なトレーニングに使えます。
それぞれの器具で鍛えられる部位や選び方について、詳しく見ていきましょう。
グッズ①トレーニングマット
マットがあれば、体への負担を和らげられます。
腹筋や脚・お尻など寝転がって行うメニューも多いので、マットを1枚持っているとあると非常に便利です。
また、器具によって床が傷つくのを防げるので、ダンベルやケトルベルを使ったトレーニングにも役立ちます。
サイズは幅50〜60cm、長さは自分の身長+10〜20cmを目安にすると良いでしょう。
より詳しいマットの選び方は、下記の記事で解説しています。
グッズ②ダンベル
ダンベルは、主に腕や胸、背中を鍛えるときに役立ちます。
特に筋肥大を目的にトレーニングする場合、ダンベルがあればしっかり負荷をかけることができます。
本格的にトレーニングしたいなら、重さを調節できるタイプがおすすめです。
最適な負荷はトレーニングによって変化するので、重量を変えられればトレーニングのお供として長く使えます。
グッズ③チューブ
チューブは、幅広い部位に負荷をかけたい場合におすすめです。
ダンベルで行うトレーニングをチューブに置き換えることもできるので、汎用性は非常に高いと言えるでしょう。
最初は、強度の小さいものでも大丈夫です。
安価で場所も取らないので、負荷を高めたくなってきたら、その都度追加購入しても良いでしょう。
グッズ④フラットベンチ
フラットベンチも、マットと同じく汎用性が高い器具です。
主に、腕を乗せてダンベルトレーニングに使ったり、上で寝転がって大胸筋を鍛えたりするときに使用します。
フラットベンチには、背もたれがあるタイプとないタイプがあります。
特に、肩や胸を鍛える人は背もたれがついているタイプを選ぶと、トレーニングの幅を広げられるのでおすすめです。
グッズ⑤プッシュアップバー
プッシュアップバーは、主に大胸筋トレーニングで使用します。
なくても腕立て伏せはできますが、プッシュアップバーがあればより効率的に負荷を与えられます。
ピンポイントではありますが、効率的に鍛えるという意味ではおすすめです。
プッシュアップバーには様々なタイプがありますが、できることはほぼ同じなので、デザインや価格で選ぶと良いでしょう。
グッズ⑥ケトルベル
ケトルベルの基本的な役割は、ダンベルと同じです。
しかし、持ち手が付いていることによって、細かい部位をよりピンポイントで鍛えられるという利点があります。
また持ちやすいため怪我をするリスクも小さく、初心者にもおすすめです。
ケトルベルは、重量だけでなくグリップも重要です。
グリップが持ちにくいとトレーニングに支障が出るので、現物を見て購入する方が良いでしょう。
グッズ⑦チンニングスタンド
チンニングスタンドは、懸垂をする際に使います。
懸垂は腕や背中、肩など幅広い筋肉を鍛えられるので、高強度のトレーニングをしたい本格派におすすめのアイテムです。
チンニングスタンドを選ぶ際は、耐荷重に余裕のあるものを選びましょう。
なぜなら、筋トレによって筋肉量が増えて体重が増加し、必要な耐荷重が変化する可能性があるからです。
具体的には、自分の体重+30〜40kgの重さに耐えられるものを選ぶことをおすすめします。
【保存版】コスパの高いおすすめ筋トレ器具14選
この項では、コスパが高くて初心者にもおすすめの筋トレグッズを紹介します。
- NIKE ムーブ ヨガマット
- DABADA ヨガマット
- CUQNORLカラーダンベル
- PROIRON ダンベル
- TheFitLife トレーニングチューブ
- Tumaz トレーニングチューブ
- WASAI トレーニングベンチ
- YouTen 折りたたみフラットベンチ
- ACTIVE WINNER プッシュアップバー
- Harbinger プッシュアップバー
- GronG ケトルベル ブラック
- BODY SCULPTURE ケトルベル
- ALINCO 懸垂マシン
- HONSAN チンニングスタンド
それぞれどんな人におすすめなのか、順番に見ていきましょう。
マット編
NIKE ムーブ ヨガマット
価格:5,045円
NIKE ムーブ ヨガマットは、器具を妥協したくない人におすすめです。
「熱可塑性エラストマー」という高品質な素材を使用しているため、滑りにくさやクッション性も優れています。
厚みは4mmと薄いですが、性能は十分だと言えるでしょう。
安物買いの銭失いをしたくない、という人はNIKE ムーブ ヨガマットを選べば間違いありません。
DABADA ヨガマット
価格:2,998円
クッション性を求める人は、DABADA ヨガマットがおすすめです。
厚さが10mmもあるためクッション性が高く、防音性や床への傷つき防止も期待できます。
また、ケースやゴムバンドが付属しているため、持ち運びも簡単です。
体を支えてくれる重厚なマットが良い、という人はDABADA ヨガマットを選ぶと良いでしょう。
ダンベル編
CUQNORLカラーダンベル
価格:1,058円〜(2個セット・1kgの場合)
握りやすさ重視の人におすすめしたいダンベルです。
ダンベル全体がネオプレーンという素材でコーティングされており、全体的にフィット感があります。
重量は1〜10kgまであり、重さによってカラーが異なるのが特徴です。
握りやすいダンベルが良い、という人はCUQNORLカラーダンベルがおすすめです。
PROIRON ダンベル
価格:6,580円
トレーニングによって負荷を変えたい人は、PROIRONのダンベルセットがおすすめです。
ダンベルの重さを5〜20kgまで変えることができ、非常に幅広いトレーニングに対応できます。
ダンベルセットとしては安価なので、迷ったらPROIRONのダンベルセットを購入すると良いでしょう。
チューブ編
TheFitLife トレーニングチューブ
価格:2,490円
TheFitLifeのチューブは5本セットなので、どのチューブが良いかわからない人にもおすすめです。チューブごとに負荷が異なり、最大50kgまで負荷を高めることができます。
さらに、グリップも付いているため、非常に幅広いトレーニングに対応できます。
チューブで迷ったら、この商品を購入すれば失敗しないでしょう。
Tumaz トレーニングチューブ
価格:1,899円
Tumazのトレーニングチューブは、軽い運動をしたい人におすすめです。
3つの強度がセットになっていて、それぞれで段階的に切り替えできるようになっています。
さらに、チューブを使ったトレーニングガイドも付属しているため、使い方で迷う心配もありません。
フラットベンチ編
WASAI トレーニングベンチ
価格:6,980円
WASAI トレーニングベンチは、汎用性が高くおすすめのベンチです。
折り畳んでフラットにできるのはもちろん、背もたれを立てて椅子のように使用することもできます。
角度は30度、60度、90度の3段階に設定できます。
特に、胸や肩を鍛えている人は、このベンチがあればトレーニングが捗るでしょう。
YouTen 折りたたみフラットベンチ
価格:6,600円
コンパクトに収納できるベンチが欲しい人におすすめです。
YouTenのフラットベンチは、足を畳んだ状態でさらに半分に折り畳めるので、非常にコンパクトに収納できます。
収納スペースが限られている人は、YouTen 折りたたみフラットベンチを選ぶと良いでしょう。
プッシュアップバー編
ACTIVE WINNER プッシュアップバー
価格:2,000円
手首が痛くならないか心配な人におすすめのプッシュアップバーです。
持ち手のスポンジ部分が他の商品よりも分厚くなっていて、手首の負担を軽減してくれます。
価格も手頃なので、迷ったらACTIVE WINNER プッシュアップバーがおすすめです。
Harbinger プッシュアップバー
価格:4,980円
プッシュアップバーを幅広いメニューに活用したい人は、Harbingerのこちらの商品が良いでしょう。
持ち手が回転するので、よりピンポイントな鍛え方が可能です。
回転タイプとしては比較的手頃な価格設定も魅力です。
ケトルベル編
GronG ケトルベル ブラック
価格:1,880円〜(4kg)
値段の手頃さを重視している人は、GronGのケトルベルがおすすめです。
4〜24kgまでの重量が用意されていて、4kgなら2,000円以下で購入できます。
また、表面がPVCコーティングされているため、置いても床を傷つける心配がないのもメリットです。
BODY SCULPTURE ケトルベル
価格:1,667円〜
「普通のケトルベルでは持ち手が小さい…」
そんな人は、BODY SCULPTUREのケトルベルがおすすめです。
持ち手が他の商品よりもワイド設計になっており、手の大きな人でも握りやすくなっています。また、底面が平坦になっていて床に起きやすいのも良い点です。
持ちやすさを重視するなら、BODY SCULPTUREのケトルベルを選ぶと良いでしょう。
チンニングスタンド編
ALINCO 懸垂マシン
価格:11,821円
ALINCOの懸垂マシンは、余計な機能が不要な人におすすめです。
デザインがシンプルで、さらに重量も軽いので持ち運びしやすいというメリットがあります。
コスパも高く、1.2万円以下で購入することができます。
シンプルなスタンドを安価で購入したいという人は、ALINCOの懸垂マシンがおすすめです。
HONSAN チンニングスタンド
価格:15,590円
チンニングスタンドは握りやすさ重視で選びたい人におすすめです。
HONSANのチンニングスタンドは持ち手にグリップがついているため、滑りにくくなっています。
土台がしっかりしていて、安定性も高いのもポイントです。
滑ったり土台が動いたりしてするのが心配なら、HONSANのチンニングスタンドを購入すると良いでしょう。
筋トレ器具とサプリメントを組み合わせると効果倍増!
筋トレ器具と合わせ、サプリメントを活用するとより効果的です。
筋肉はトレーニングで損傷を受けた後、タンパク質などの栄養を補給して修復、肥大化します。
いくらトレーニングしても、栄養素が不足していると十分な効果が得られないので、注意しましょう。
筋肉にとって重要な栄養素は、以下の通りです。
- タンパク質
- アミノ酸
- ビタミン・ミネラル
これらをまとめて摂取するには、プロテインがおすすめです。
プロテインにはタンパク質だけでなく、アミノ酸やビタミン・ミネラルが配合されており、筋肉に必要な栄養を効率的に摂取できます。
筋トレのサプリメントについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。
まとめ|筋トレ器具は安価で汎用性の高いものから順に揃えよう!
初めて筋トレ器具を購入する人は、安価で汎用性の高いものを選ぶのがベストです。
筋トレにかけられるあまり予算がなくても、汎用性の高いグッズを持っていれば、それだけで様々なトレーニングに対応できるからです。
特におすすめの筋トレ器具は、次の7つです。
- トレーニングマット
- ダンベル
- チューブ
- フラットベンチ
- プッシュアップバー
- ケトルベル
- チンニングスタンド
上記に加え、サプリメントも摂取するとより効果的。
自分の筋トレの目的・予算に合った筋トレグッズやサプリメントを活用し、効率良くトレーニングしていきましょう!