【結論】半身浴の消費カロリーは多くない!手軽かつ確実に痩せる5つの方法を解説

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「半身浴ではどのくらいカロリーを消費できるの?」
「半身浴にダイエット効果はある?」
「半身浴で消費するカロリーを上げたい」
このようなお悩みを抱えていませんか?

半身浴は、手軽に汗をかける入浴方法です。代謝が上がることで、ダイエット効果が期待できます。

とはいえ、半身浴でどのくらいカロリーを消費できるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、半身浴を始めようとしている方に向けて

  • 消費カロリーの計算方法
  • メリット
  • 注意点

などを解説します。

なお、結論からお伝えすると、半身浴で消費できるカロリーは多くはありませんこちらでは、手軽かつ確実に痩せる5つの方法も解説します。

「今よりも痩せたい」「美しい体を手に入れたい」と考えている方は、ぜひ当コラムを参考にしてみてください。

半身浴の消費カロリーの計算方法

半身浴の消費カロリーは、以下の方法で計算できます。

体重(kg) × 時間(分数) × 0.0534 × 補正係数

なお補正係数は、年代と性別によっては、以下のように決まっています。

女性 男性
20代 0.95 1.0
30代 0.87 0.96
40代 0.85 0.94

例えば、体重50kgの20代女性が20分半身浴した場合の消費カロリーは、50(kg)× 20(分)0.0534 × 0.95 = 50.73kcalとなるのです。食べ物に置き換えると、絹ごし豆腐100g分のカロリーとなります。

このことから、半身浴で消費できるカロリーは少ないことが分かります。そのため、半身浴だけでダイエットをするのは難しいといえるでしょう。

半身浴を行う3つのメリット

半身浴の消費カロリーは多くないものの、ダイエットをしたい方にとって嬉しいメリットがあります。

主に、以下の3点です。

  1. むくみ解消の効果が期待できる
  2. リラックスできる
  3. 汗をかける

各メリットについて、順番にみていきましょう。

1.むくみ解消の効果が期待できる

半身浴には、むくみを解消する効果が期待できます。体を温めることで、血行が良くなるためです。

むくみの原因は、血液やリンパの流れが悪くなることです。結果、体内の余計な水分が排出されずに溜まった状態となります。

むくみが解消されることで、体重が減ったり体がほっそり見えたりしますダイエット面では嬉しい効果が期待できるので、ぜひ半身浴に取り組んでみてください。

2.リラックスできる

半身浴のメリットは、リラックス効果があることです。

半身浴は、38~40℃のぬるめのお湯で行います。これにより、副交感神経が活発になることで、リラックス効果を得られるのです。

体がリラックスすると、ストレスを解消できたり、寝つきが良くなったりします。

日々疲れを感じている方は、半身浴がおすすめですよ。

3.汗をかける

半身浴は、全身浴と比較して汗をかきやすいことが特徴です。

汗をかくことで、老廃物が排出されたり、体内の水分量を調節してくれたりするメリットがあります。つまり、美容や健康面で嬉しい効果が期待できるのです。

特に、普段から汗をかきにくい方は、半身浴で発汗を促すのがおすすめです。

半身浴のダイエット効果を高める方法5選

半身浴のダイエット効果を高めるには、以下5つの方法を試してみてください。

  1. 入浴前に水分補給する
  2. ぬるめのお湯につかる
  3. 入浴中にマッサージをする
  4. 入浴後にストレッチを行う
  5. 上半身が冷えないよう注意する

順番にみていきましょう。

1.入浴前に水分補給する

半身浴をする前に、水分補給を行いましょう。代謝を促し、汗をかきやすくするためです。

目安として、入浴する30~40分前にコップ1杯の水を飲んでおきます。発汗を促すためには、白湯か常温の水を選びましょう。

2.ぬるめのお湯につかる

半身浴をする際は、お湯の温度をぬるめに設定しておきましょう。

お湯の温度が高すぎると、交感神経を刺激してしまったり、のぼせやすくなったりするためです。結果、体に負担をかけることになってしまうため、注意が必要です。

半身浴では、お湯の温度を38~40℃に設定します。「少しぬるいかな?」と思うくらいでちょうど良いです。

3.入浴中にマッサージをする

半身浴をしている最中にマッサージをすると、ダイエット効果を高められます。血液の流れを良くしたり、筋肉のこわばりをゆるめたりできます。

特に、入浴中はリンパマッサージを行うのがおすすめです。老廃物の排出効果が期待できます。

こちらでは、下半身のリンパマッサージのやり方を紹介します。

  1. 左右の鼠径部(そけいぶ)を5回以上押す
  2. 太ももの内側から鼠径部に向かって3回ずつ流す
  3. ふくらはぎを足首から膝裏にかけて3回ずつ流す
  4. 足首ら鼠径部にわたり、両手を使って3回ずつ流す

※鼠径部とは、足の付け根に位置する三角状の部分を指します。

なお「半身浴中にマッサージをするのはめんどくさい」という方は、市販のマッサージローラーを利用するのがおすすめです。入力中でも使用できるものも販売されているため、ぜひ活用してみてください。

4.入浴後にストレッチを行う

ダイエット効果を高めるために、入浴後はストレッチを行いましょう

体が温まった状態でストレッチを行うことで、血液やリンパの流れが良くなるためです。結果、ダイエット効果を高められるのです。

こちらでは、ストレッチのやり方を紹介します。

  1. 仰向けに寝転がる
  2. 手足を伸ばす
  3. 右足のひざを胸の方に引きつける
  4. ひざを両手で抱える
  5. そのまま30秒キープする
  6. ゆっくりと元に戻り、反対側も同じように行う
  7. それぞれ5〜10回行う

ストレッチする際は、お尻をしっかり床につけることを意識してみてください。

5.上半身が冷えないよう注意する

半身浴する際は、上半身が冷えないよう注意しましょう。下半身しかお湯につかっておらず、肩回りが冷えやすくなっているためです。

結果、体が温まりきらずに、半身浴の効果が半減してしまう恐れがあります。

半身浴をする際は、タオルを用意したり、浴室を事前に温めたりなど工夫しましょう。上半身を冷やさないことで、ダイエット効果を高められます。

半身浴をするときの5つの注意ポイント

半身浴をする際には、主に以下5つの注意点があります。

  1. こまめに水分をとる
  2. 飲酒後には行わない
  3. 体調が悪いときは控える
  4. 30分以上はつからない
  5. 食後1時間は空ける

これらの項目に気を付けなければ、体に負担がかかったり、体調不良を引き起こしたりします。

初めて半身浴をする方は、必ずチェックしておきましょう。

1.こまめに水分をとる

半身浴の最中は、こまめに水分をとりましょう。半身浴では、大量に汗をかくためです。

水分補給をおこたると、脱水症状を引き起こす恐れがあります非常に危険な状態のため、こまめに水分をとることが大切です。

なお、のどの渇きを感じたときは、体はすでに水分が足りない状態です。そのため、喉の渇きを感じる前に、水を飲むようにしましょう。

半身浴中は、ペットボトルの水を持ち込むのがおすすめです。

2.飲酒後には行わない

飲酒後に半身浴を行うのは控えましょう。アルコールが全身に回りやすくなってしまうためです。

酔いがひどくなったことで、気分が悪くなったり、足元がおぼつかなかったりします結果、転倒してケガを負うリスクが高くなります。

これらの理由から、お酒を飲んだ後に半身浴をするのは辞めましょう。

3.体調が悪いときは控える

体調が悪いときは、半身浴を控えましょう。半身浴は、少なからず体に負担をかけてしまうためです。

体力を消耗してしまうため、体調が悪化してしまう可能性があります特に、発熱時は入浴を避けましょう。

ダイエットは、体が健康な状態で行わないと効果が薄れてしまいます。半身浴は、体調が万全のときに行うのがベストです。

4.30分以上はつからない

半身浴をする際は、湯船に30以上つからないよう注意しましょう。長時間入浴することで、体力を消耗してしまうためです。

結果、のぼせやすくなり、体に負担をかけてしまいます

そのため、湯船につかるのは、30以内に抑えましょう。30分以上半身浴を行いたい場合は、途中で休憩をはさむのがおすすめです。

5.食後1時間は空ける

半身浴をする際は、食事をしてから1時間以上経った後に行いましょう。

食後すぐに入浴すると、胃腸の働きが悪くなるためです。また、気分が悪くなり、嘔吐してしまう恐れもあります。

胃腸に負担をかけないためにも、半身浴は食後1時間は空けて行うのが好ましいでしょう。

【消費カロリーUP】半身浴とあわせて行いたいダイエット方法3選

半身浴にはダイエット効果があるものの、消費カロリーは少なめです。そのため、半身浴だけでダイエットするのは困難。痩せたとしても、かなり時間がかかってしまうでしょう。

そこでこちらでは、半身浴とあわせて行いたいダイエット方法を紹介します。主に、以下3点です。

  1. 食事制限
  2. 筋トレ
  3. 有酸素運動

「できるだけ早く、効率的に痩せたい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

1.食事制限

ダイエットの基本は、食事制限です。半身浴とあわせて行いましょう。

特に、アンダーカロリーを意識することが重要。アンダーカロリーとは、消費カロリー>摂取カロリーの状態にすることです。

ただし、食べる量を極端に減らすと体が省エネ状態になるので注意が必要です。目安としては、消費カロリーの約90%を摂るようにしましょう。

例えば、消費カロリーが1,500kcalの場合は、1,350kcalが目安です。

2.筋トレ

食事制限を行った上で、筋トレも行いましょう。

筋肉量を増やすことで、基礎代謝が上がって痩せやすい体を作れま

代謝を上げるなら、筋肉の大きい下半身や背中を中心に鍛えましょう。スクワットやバックエクステンション(背筋)がおすすめです。

スクワットのやり方やメニューについては、関連記事「【自宅でもできる】体幹を鍛えられるスクワットの種類6選!効果を高める方法をプロが解説」にて紹介しています。自宅でも行える筋トレですので、ぜひチェックしてみてください。

【自宅でもできる】体幹を鍛えられるスクワットの種類6選!効果を高める方法をプロが解説

3.有酸素運動

ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、体脂肪を燃やすのに効果的食事制限や筋トレとあわせて行うのがおすすめです。

ただし、有酸素運動を長時間すると筋肉を分解してしまうことがあります。そのため、1回の運動は、30分以内に抑えましょう。

有酸素運動のメニューは、関連記事「有酸素運動を行う目安の時間は20分!その理由と手軽に取り組めるメニュー4選」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

有酸素運動を行う目安の時間は20分!その理由と手軽に取り組めるメニュー4選

まとめ:半身浴に食事管理や運動をあわせて消費カロリーを上げよう

半身浴の消費カロリーは、体重(kg) × 時間(分数) × 0.0534 × 補正係数の計算式で求められます。性別や体重によって違いはあるものの、消費できるカロリーは多くないのが事実です。

「できるだけ早く痩せたい」と考えるなら、半身浴とあわせて以下3つの方法を試してみてください。

  • 食事制限
  • 筋トレ
  • 有酸素運動

これらの方法に取り組むことで、美しく健康的な体を手に入れられます。ぜひ半身浴とあわせて実践してみてくださいね。

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