「朝ヨーグルトを食べると太るの?」
「ヨーグルトはダイエットになる?太らない食べ方を詳しく知りたい」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
結論からお伝えすると、ヨーグルトによって直接的に太ることは考えにくいです。
しかし、ヨーグルトの種類や量、食べ合わせによってカロリーや糖質を摂りすぎている可能性は十分に考えられます。
太るのが気になるなら、ダイエットに向いた食べ方を知っておく方が良いでしょう。
この記事では、朝ヨーグルトで太るのが気になるあなたのために、以下の情報について解説します。
- 朝ヨーグルトが太ると言われる理由
- ヨーグルトを食べるメリット
- 太らないヨーグルトの食べ方
間違った食事方法で太るのを防げますので、ぜひ最後までご覧ください!
朝ヨーグルトが太るは嘘
冒頭でお伝えした通り、ヨーグルトだけが原因で太ることはあまりないでしょう。
ヨーグルトを食べれば、お通じが良くなりますし美肌効果もあるため、朝ごはんとしては良い選択だと言えます。
すでに朝ヨーグルトを実践しているあなたは、自信をもって継続してください。
とはいえ、食べ方によっては太ってしまうのも事実です。まずはじめに、なぜヨーグルトが太ると言われているのか理由を知っておきましょう。
朝ヨーグルトが太ると言われる3つの理由
ヨーグルトが太ると言われている主な原因は、以下の3つです。
- 食べ過ぎ
- 糖分が多い
- 一緒に食べるもの
それぞれ詳しく解説します。
【理由1】食べ過ぎ
ヨーグルトは極端にカロリーが多い食品ではありませんが、それでも食べすぎるとカロリーオーバーになることも考えられます。
ヨーグルトや固形食ではないため、朝でも食べすぎてしまう傾向にあります。
種類にもよりますが、加糖タイプやフルーツが入っているタイプは糖質が多めです。食べる量を減らすか、他の食事量を減らさないと太ってしまうでしょう。
【理由2】糖分が多い
ヨーグルトと言っても、主に以下のような種類があります。
- 無糖タイプ
- 加糖タイプ
- ギリシャヨーグルト
- 飲むヨーグルト
加糖タイプは食べやすくするため、糖分が多めに含まれています。そこまで過度に警戒する必要はありませんが、毎日たくさん食べていると、太ってしまう可能性もあるでしょう。
ダイエットなら、無糖タイプや、果物が入っていないものを選ぶのが無難です。
【理由3】一緒に食べるもの
ヨーグルトにトッピングしている方は要注意です。
いくら低糖質のヨーグルトでも、一緒に食べている食品のカロリーが高いと、太る原因になるかもしれません。
特に、ヨーグルトにトッピングされがちな以下の食品は、カロリーが高めです。
- 砂糖
- はちみつ
- ジャム
- マーマレード
- フルーツ
後ほど、ヨーグルトと一緒に食べたい食品を紹介していますので、参考にしてください。
朝ヨーグルトを食べる3つのメリット
ヨーグルトは太ると言われていますが、次のようなメリットもあります。
- 便秘を防ぐ
- 免疫が高まる
- 肌がキレイになる
ヨーグルトは、正しい知識を持って摂取すれば、健康に寄与してくれる食品だと言えるでしょう。
それぞれの利点について解説します。
【メリット1】便秘を防ぐ
ヨーグルトには便秘を防ぐ効果があります。
ヨーグルトに多く含まれる「乳酸菌」は、腸内の善玉菌を増やして、老廃物の排出をサポートしてくれるためです。
他にも、タンパク質やビタミン、カルシウムなどの栄養素が多く含まれているため、腸内環境の改善には最適です。
便秘気味なら、ぜひヨーグルトを摂取しましょう。
【メリット2】免疫が高まる
こちらはあまり知られてませんが、ヨーグルトには免疫を高める効果もあります。
人間の免疫は、その大部分が腸にあります。ヨーグルトを食べて腸内に善玉菌を増やすことで、ウイルスが除去されて免疫力アップにつながるのです。
ヨーグルトを食べれば、健康を維持しやすくなると言えるでしょう。
【メリット3】肌がキレイになる
ヨーグルトは肌荒れ防止にも効果的です。
そもそも肌荒れは、腸内の悪玉菌によって生成される有害成分が腸から吸収され、肌から排出しようとするときに起こります。
したがって、ヨーグルトによって腸内環境を整えてあげることで、有害物質を抑えて肌荒れ防止に繋がるのです。
ニキビやふきでものが気になる方は、ヨーグルトを食べることで改善されるかもしれません。
朝ヨーグルトをたべるときの3つのポイント
ヨーグルトは健康に良い食品ですが、毎朝食べる場合は、食べ方を間違えると肥満の原因になることも。
以下のポイントを押さえ、正しく摂取するようにしましょう。
- 量を調整する
- 食べる順番を変える
- ヨーグルトの種類を見直す
それぞれ詳しく解説します。
【ポイント1】量を調整する
ヨーグルトに限らず、どんな食品でも適量を摂取するのがセオリーです。
いくらヨーグルトが体に良いとは言え、食べすぎるとカロリーオーバーになり、太ってしまう可能性があります。
目安としては、一日に100〜200程度です。
複数個パックになっているヨーグルトは、1個あたり75〜120gくらいになっているケースが多いため、1パック食べるのがちょうど良いでしょう。
【ポイント2】食べる順番を変える
ヨーグルトは他の食品の後に食べるようにしましょう。
空腹のときにヨーグルトを食べると、胃酸が多く分泌されて、せっかくの善玉菌が死滅してしまうためです。
フルーツやシリアルと一緒にヨーグルトを食べる場合、これらを先に食べ、次にヨーグルトを食べるのがおすすめ。
この順番にすれば、胃酸が落ち着いたタイミングで善玉菌を取り入れられ、より腸内環境が改善されやすくなりますよ。
【ポイント3】ヨーグルトの種類を見直す
ダイエットの場合、ヨーグルトの種類には十分注意です。
ヨーグルトには主に以下のような種類があります。
- 無糖タイプ
- 加糖タイプ
- ギリシャヨーグルト
- 飲むヨーグルト
加糖タイプや飲むヨーグルトは、トッピングなしで食べられるため便利ですが、糖質は倍近く増えてしまいます。
一方、無糖タイプやギリシャヨーグルトはカロリーが低くて糖質も少なく、健康的。できればこちらを摂取しましょう。食べにくい場合は、次項で紹介する食品をあわせてみてください。
朝ヨーグルトと一緒に食べたい食品5選
ヨーグルトと一緒に食べる食品によっては、ダイエットどころか、カロリーの摂りすぎに繋がります。
そこで、ヨーグルトと合わせるなら以下の食品がおすすめです。
- バナナ
- キウイ
- いちご
- シリアル
- おから
【食品1】バナナ
ダイエットならバナナがおすすめです。
バナナにはビタミン・ミネラルや食物繊維などが豊富に含まれており、朝ごはんにすると栄養素をバランスよく摂れます。
他の果物と比べて腹持ちが良く、満腹感が得られるのも利点です。
【食品2】キウイ
腸内環境を整えるなら、キウイが最適です。
キウイには水溶性の食物背にが多く含まれており、善玉菌を増やすのに役立ちます。
ただし、あまりヨーグルトに入れていると苦くなってしまうため、入れたら早めに食べるようにしましょう。
【食品3】いちご
肌荒れが気になるなら、いちごがおすすめです。
いちごは果物の中でもビタミンが多め。ビタミンをしっかり摂取することで、肌の調子を整え得てくれるため、ヨーグルトとの相性は抜群です。
小さくカットして保存しておけば、ヨーグルトに入れて食べやすいでしょう。
【食品4】シリアル
朝をヨーグルトだけで済ませたいなら、シリアルもおすすめです。
シリアルの中でも、ミューズリーやグラノーラや腹持ちが良く、朝ごはんをさっと済ませることができます。
ただしビタミンは含まれていないため、いちごやキウイなどのフルーツも合わせて食べると良いでしょう。
【食品5】おから
食物繊維を摂りたいなら、おからが最適です。
おからは食物繊維が必要の豊富で、毎朝食べることで悪玉菌の発生を抑えて、善玉菌が増えやすい環境を作れます。
おからパウダーなら、満腹感も得やすいためヨーグルトのお供にはぴったりです。
ヨーグルト以外に原因あり?太るのを防ぐ3つのポイント
太ってしまう原因は、もちろんヨーグルトだけではありません。
ヨーグルトを正しく摂取していても、以下のポイントを押さえていなければ、太ってしまう可能性があります。
- 食生活を見直す
- 運動する習慣を作る
- 規則正しい生活を送る
それぞれ詳しく解説します。
【ポイント1】食生活を見直す
まずは食生活を見直しましょう。
特に、普段お菓子ばかり食べている方や、肉類や揚げ物が多い方は要注意。そのままだと、気づかないうちに脂肪が増えてしまうかもしれません。
食事において意識したいのは「PFCバランス」です。
PFCバランスとは、タンパク質・脂質・炭水化物の割合のことで、ダイエットに最適なバランスは以下の通りです。
- タンパク質:30〜40%
- 脂質:10〜20%
- 炭水化物:40〜60%
過度な食事制限は、リバウンドを引き起こしてしまいます。食事の栄養バランスを整え、健康的に痩せていきましょう。
【ポイント2】運動する習慣を作る
運動すれば痩せるとわかっていながらも、なかなか継続できない方も多いのではないでしょうか?
運動に取り組むときは、毎週同じタイミングで取り組むことをルール化し、淡々とこなして行くことが大切です。毎日歯を磨くのと同じで、筋トレや有酸素運動も習慣化しましょう。
なお、効率的に痩せていくには、以下のようなトレーニングで全身を鍛えるのがおすすめです。
- ヒップリフト
- スクワット
- プッシュアップ
各手順を詳しく紹介します。
ヒップリフト
ヒップリフトは、お尻を上げてキープするトレーニング。
太ももやお尻など、下半身の大きな筋肉を鍛えて代謝を高め、痩せやすい体を作るのに役立ちます。
手順は以下の通りです。
- 仰向けに寝転がる
- ひざを90度に曲げる
- 背中をまっすぐにしたままお尻を上げる
- ゆっくりと下ろして元の位置に戻す
- 10回 × 3セット行う
効率良く鍛えるポイント
- 腹筋に力を入れて行う
- 頭と肩甲骨、足の裏で身体を支える
- 両腕は開いて床につける
- 肩甲骨が上がらないようにする
スクワット
スクワットは体を上下させるトレーニング。
こちらも下半身の大きな筋肉に効くため、ダイエット効果抜群。ただし腰を痛めやすいため、最初は無理せず少なめの回数で実践しましょう。
手順は以下の通りです。
- 足を肩幅くらいに開く
- つま先をまっすぐか、わずかに開いた状態にする
- ひざが90度に曲がるくらい身体を下げる
- 身体を上に持っていく
- 10〜15回 × 3セット行う
効率良く鍛えるポイント
- 背筋をまっすぐ伸ばす
- 足の真ん中で身体を持ち上げる
- ひざがつま先よりも前に出ないようにする
プッシュアップ
プッシュアップは、腕で体を持ち上げるトレーニング。
上半身の中でも、特に大きな大胸筋を鍛えられます。男らしい体をつくれるだけでなく、女性でもバストアップに役立ちますよ。
手順は以下の通りです。
- 手とつま先だけで体を支える
- ひざを伸ばしたまま体を落とす
- 地面ギリギリまで下げたら、2〜3秒キープする
- ゆっくりと体を持ち上げる
- 10回 × 3セット行う
効率良く鍛えるポイント
- 体はゆっくりと下ろす
- お尻を上げないようにする
- 背中が曲がらないようにする
【ポイント3】規則正しい生活を送る
ダイエットを行うなら、規則正しい生活を送ることを心掛けましょう。
いくら運動や食事に気を遣っていても、毎日寝る時間や食べる時間がバラバラだと、体内リズムが乱れてストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まれば、腸内環境の悪化やストレスによる食べ過ぎを引き起こしてしまうでしょう。
毎日しっかり睡眠を取り、同じ時間に食事を行うことで、体内リズムが出来上がってストレスが軽減されますよ。
朝ヨーグルトだけで太るのは嘘!その他の食事や生活習慣も見直そう
朝ヨーグルトだけで太ることは考えにくいです。
それどころか、ヨーグルトは腸内環境を整えて免疫力アップやお通じ改善に役立ちます。
ただし、ヨーグルトの種類や量、食べ合わせによってはカロリー過剰摂取につながる可能性もあるため、食べ方については見直すべきでしょう。
朝ヨーグルトを食べるなら、以下の点に注意してください。
- 量を調整する
- 食べる順番を変える
- ヨーグルトの種類を見直す
肥満の原因の多くは、食事バランスの乱れや運動不足です。ヨーグルトを食べるだけでなく、きちんと生活習慣を整えて、痩せやすい体を作っていきましょう。
このコラムでは、他にもダイエット・ボディメイクに関するお役立ち情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧下さい。