「痩せてる人と太っている人の違いは?」
「スリムな人はどんなことをしているの?なんとかして理想の体を手に入れたい!」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
同じように生活していても、スリムな人と食べた分だけ太ってしまう自分…。なぜ自分ばかり太るんだろうと、自暴自棄になってしまう人も多いでしょう。
この記事では、痩せ型の体型になりたいあなたのため、以下の情報について解説します。
- 痩せている人と太る人の違い
- 痩せている人がやっている習慣
- 太る人になるNG行動
太りにくい習慣を手に入れて、理想の体型を手に入れることができますので、ぜひ最後までご覧ください!
痩せている人と太る人の違いとは
痩せている人と太っている人は「日常生活での習慣」が違います。
食事や運動、睡眠など、生活の中に痩せやすい習慣をどのくらい取り入れているか、実践しているかが体型の違いに現れているのです。
たくさん食べてもスリムでいたい」という願望を満たしながらも、スリムで理想的な体型に近づくには、生活習慣から見直す必要があるのかも知れません。
【食習慣】痩せている人がやっている5つの行動
痩せている人は食習慣が違います。
食事の違いはわずかに見えても、毎日の積み重ねで大きな差が出やすいもの。痩せている人は、以下のような習慣を守っている可能性が高いです。
- 早食いをしない
- 食事量のコントロール
- 食事の質を上げる
- 食事間隔
- 水を摂る
それぞれ詳しく解説します。
1. 早食いをしない
痩せている人は早食いをせず、ゆっくりとよく噛んで食べる傾向があります。
早食いをすると、どうしても満腹感が得られにくくなります。人は意識しなければ満腹感が得られるまで食べ続けてしまうため、早食いをすると多く食べてしまい、結果食べすぎにつながってしまうのです。
また、早食いをすることで、血糖値を大きく上げてしまう可能性もあります。
人の体は急激に血糖値が上がると、正常に戻そうとインスリンの分泌が増えます。インスリンには、脂肪の分解を抑制する作用があるため、インスリンが分泌されると脂肪分が体に蓄積されやすくなってしまうのです。
インスリンの分泌を抑えるには、食事をゆっくり食べて、血糖値の急激な上昇を抑えるようにしましょう。
2. 食事量のコントロール
痩せている人は「腹八分目」で食事を終え、満腹感を感じるまで食べていません。
一般的に、人が食べ物を摂取してから満腹感を感じるまでにはタイムラグがあり、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じるまでには15分〜20分程度かかります。
このため、食べ終える瞬間では「少し足りないかも」くらいで食べ終えるのがちょうど良いと言えるでしょう。
3. 食事の質を上げる
痩せてる人は食事の質にも配慮しています。
食事の質、と言っても、高級な食材を使用しているわけではありません。
ファストフードよりも野菜多めの食事にしたり、ながら食べをせず食事を食べている実感が得られるような食べ方をしたりなど、食事を工夫しているのです。
また、必要以上の脂質や糖質を摂らないよう、ジュースよりも水を飲んだりお菓子を食べないようにしたりするなど、食事の内容にも配慮しています。
4. 食事間隔
痩せている人は、食事の間隔を空けています。
なんとなく口寂しくてお菓子を食べたり、ちょこちょこつまみ食いをしたりしていません。ダラダラと食べることがないため、食事の時間にはしっかりと空腹な状態になっています。
また、空腹感を感じない場合は無理に食事を摂らなかったり軽いもので済ませたりと、カロリー過多にならないような食べ方が自然に出来ているのです。
5. 水分を摂る
痩せてる人は、水分を意識して飲んでいるのも特徴です。
こまめに水分を摂ることで、尿の回数が増えて老廃物が流れやすくなり、代謝の良い状態になります。
加えて、水分を摂ることで便秘も解消されます。便秘が解消されることで腸内環境が整い、肥満の原因となる悪玉菌の増えすぎを防いで太りにくい体を作れるのです。
【運動習慣】痩せている人がやっている4つの行動
痩せてる人は定期的に運動をしています。
ジムやヨガなどで行う運動だけでなく、生活の中でも体を動かす習慣があるため、無理なく継続して体を動かすことができるのです。
特に、以下のような行動を意識すると良いでしょう。
- 筋トレ
- 家事労働でプチ運動
- 一駅ウォーキング
- 階段の利用
1. 筋トレ
痩せているひとは体を動かすことが好きで、意識して運動をしていることが多いです。
ジムやヨガ、スイミング、テニスなどのスクールを利用したり、自宅で行う筋トレも効果的ですね。定期的に体を動かすことで、体のリフレッシュだけでなく気分転換にもなりますよ。
また、ストレスを上手に発散し「ストレス食い」を防ぐこともできますので、筋トレはおすすめです。
2. 家事労働でプチ運動
家事労働は意外と運動になります。
洗濯の際の階段の上り下り、布団の上げ下ろし、掃除の際の雑巾がけや階段ふき、ゴミ出しなど、筋力を使う場面は色々とあります。
その際に「今動かしている筋肉」を意識しながら行うだけでも運動効果が上がりますし、家事をエクササイズと捉えて回数を増やしてみることで、プチ筋トレの期間が増えるでしょう。
毎日行う家事が運動の機会になれば、無理せず継続して体を動かすことができますので、ジムやヨガに通いにくい方でも比較的取り入れやすいと言えるでしょう。
3. 一駅ウォーキング
通勤時の一駅ウォーキングも効果的があります。
電車やバス通勤をしている場合はカンタンにできるうえ、朝晩の通勤時間に一駅分歩くだけなので継続しやすく習慣化しやすいでしょう。
出勤時間のウォーキングは、体温を上げて体も脳も目覚めさせ、一日の生産性を上げる効果もあります。
一方で帰宅時のウォーキングは一日に摂取したカロリーを消費することができますし、夕方から夜に行う運動は効果が高く、良質な睡眠にも繋がります。
4. 階段の利用
痩せてる人は階段を使う習慣があります。
特に、デスクワークなどで日常的に消費カロリーが少ない人は、意識して階段を利用することで運動量を増やすことが出来ます。
また、座りっぱなしだったり立ちっぱなしなど同じ姿勢のために筋肉が緊張している人も、階段の利用はすれば筋肉をほぐすことができるでしょう。
駅やオフィスなど、階段を使う場面はたくさんありますので、少し意識して運動の機会を取り入れましょう。
【休息】痩せている人はやっている3つの行動
痩せている人はしっかりと休息を取り、規則正しい生活をしています。
特に、次のような行動を意識すると良いでしょう。
- 睡眠時間を確保する
- 睡眠の質を上げる
- 入力で筋緊張をリセットする
1. 睡眠時間を確保する
痩せやすい体質にするため、睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。
一般的に「夜10時から深夜2時」までの間に、多く成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、脂肪を分解したり筋肉を成長させたりする働きがあり、効果的な筋トレやダイエットに繋がるのです。
成長ホルモンが効率よく分泌されるためには、眠っている必要があるため、しっかり睡眠時間を確保しなければなりません。
2. 睡眠の質を上げる
痩せやすい体作りには、良質な睡眠も欠かせません。
成長ホルモンの分泌には睡眠時間も大切ですが、眠りの深さやリズムを整え、睡眠ホルモンがしっかりと分泌されることも重要なのです。
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、自然な眠りのために重要な役割を担っていますが、ブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌は妨げられます。
反対に、眠る前に入浴で体を一度温めておくと、そこから体温が下がるタイミングで良い眠りに繋がることがわかっています。
質の良い睡眠のためには、眠る直前にブルーライトを浴びないこと、22〜2時までの間は眠っていることが必要なのです。
3. 入浴で筋緊張をリセット
痩せやすい体作りのためには、入浴も効果的です。
入浴で体を温めることで、筋肉の緊張をほぐしたり血行を促進したりして、筋肉の補修を助ける効果もあります。
また、体の緊張がほぐれリラックスした状態は、精神的な緊張やストレスの緩和にも役立つでしょう。
ちなみに、炭酸ガス入りの入浴剤は毛細血管の拡張を促し、温められた血液が全身に行き渡ることで更に効果的に体を温めることができますよ。
4. 早寝早起き
スリムな体型を維持するには、早寝早起きも有効です。
人間の体は朝は体温が低く、昼から午後にかけて体温が上昇していきますし、人は明るい時間帯に活動的になります。
したがって、体温が上がって活動的な状態になると、自然と体を動かしやすくなるのです。
このように人間が本来持つ生活習慣や性質を上手に利用することで、少しづつ太りにくい体質へ変化することが出来ます。
痩せボディから遠ざかる!やってはいけない4つの習慣
痩せやすい体を手に入れたいなら、やってはいけないNG行動があります。
それぞれ以下の習慣を意識しましょう。
- 朝食を抜く
- 運動を意識していない
- 普段から早食いしている
- 空腹でないのに食事をする
朝食を抜く
早く痩せたいからといって、朝食を抜くことはおすすめしません。
朝食は一日の食事の中でも一番重要です。朝食を摂ることで、起床時に低くなっている体温を上げ、血液循環を促し体を動かしやすくなります。
また、消化管を目覚めさせることで排便習慣をつけ、便秘の解消にも繋がります。
このように、朝食は体のスイッチを入れるのに重要な役割を果たしますから、しっかりと食べて代謝の良い体づくりをしましょう。
運動を意識していない
日常生活の中で動くことを意識しないと、痩せる生活習慣からは遠ざかります。
たとえば、違うフロアに行くときに階段を使わない、駅の移動はエレベーターなど体を動かす習慣がない場合、意識して運動するように心がけましょう。
オフィスではできるだけ階段を使う、駅の移動も階段にする、ひと駅分ウォーキングする、一つ先のコンビニでランチを買うなど、意識すれば日常的に運動の機会は見つけられます。
普段から早食いしている
早食いをすると太りやすくなってしまいます。
早く食べると、満腹感を感じる前にどんどんと食べ続け、満腹感が得られる頃には食べすぎてしまうという悪循環に陥るからです。
ヒトが食事を摂るとき、食べ物を口にしてから満腹感を感じるまでには、15分〜20分程度のズレが生じることがわかっています。
ゆっくり食べることで、適切な食事量のときにしっかりと満腹感を感じることができ、食べすぎの防止になります。
空腹でないのに食事をする
空腹感がないのに食事をしていると、太りやすくなります。
空腹感を感じない状態というのは、体がまだ食べ物を必要としていないサイン。この状態で習慣的に食事をしてしまうことは、カロリー過多となってしまうためおすすめできません。
空腹感を感じないときは、無理に食事をせずに水分を飲んだり軽いもので済ませたりして、食べすぎないように注意しましょう。
痩せている人の生活習慣を取り入れて日常生活からキレイになろう!
痩せている人には、必ず痩せるだけの理由があります。
特に重要なのは「生活習慣」です。習慣を意識して、痩せやすい行動を積み重ねていくことで、無意識に痩せ安くなっていきます。
特に以下の3点には気を配りましょう。
- 食事
- 運動
- 休息
段階的に試していくことで、無理なく少しずつ生活習慣は変化していきます。
このコラムでは、他にもダイエット・ボディメイクに関するお役立ち情報を発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください。