【5分で解説】タンパク質を正しく理解しよう!ダイエットに役立てるための取扱説明書

「タンパク質ってどんなもの?」「1日にどれくらい・どんな食事をすれば良いのかな?」 あなたはこんな疑問を持っていないでしょうか。タンパク質は、水分に次いで身体を構成する重要な栄養素です。この記事では、タンパク質についてご紹介し、食生活の改善やダイエット、筋トレに活かす方法まで解説していますので、ぜひご覧ください!

「タンパク質ってよく聞くけど、実際どんなもの?」
「1日にどれくらい・どんな食事をすれば良いのかな?」
「ダイエットや筋トレに良いと聞いたけど、たくさん摂れば良いのかな?」

あなたはこんな疑問を持っていないでしょうか。

タンパク質は、水分に次いで身体を構成する重要な栄養素です。

たとえば、食べたり考えたり、歩いたりなど、何気なく行っていることには、タンパク質が関わっています。

この記事では、タンパク質について知りたいあなたに向けて、こんな内容を解説します。

  • タンパク質とは?
  • タンパク質と食事に関する3つのポイント
  • タンパク質を摂取するときのポイントは?

食生活の改善やダイエット、筋トレを通して「健康的な身体」を目指せますので、ぜひ最後までご覧ください!

【今更聞けない】タンパク質とは?

タンパク質は、炭水化物・脂質とともに3大栄養素と呼ばれるエネルギー源の1つ。私たちが普段から食べる食材にも多く含まれています。

  • 主菜(肉・魚・大豆製品 等)
  • 主食(白米・パン・麺類 等)
  • 副菜(野菜・きのこ類 等)

ここでは「タンパク質ってよく聞くけど、実際どんなものか分からない方」に向けて、以下の内容を詳しく紹介します。

  • タンパク質はアミノ酸の集合体
  • タンパク質の性質・働き
  • タンパク質の消化・吸収の仕組み

タンパク質はアミノ酸の集合体

タンパク質は、20種類のアミノ酸で構成された集合体。

特に、体内で作り出せないアミノ酸(9種類)は「必須アミノ酸」と呼ばれ、バランスが悪いと利用効率が下がってしまいます。

そのため「量」と「種類」が重要な指標「アミノ酸スコア」となっており、すべてのアミノ酸が必要料を満たした状態がスコア100です。

タンパク質の性質・働き

タンパク質は、1gで「約4kcal」のエネルギーを生み出しており、性質は以下の2つに分類されます。

身体の構成(筋肉、骨、皮膚、毛髪、内臓 等)
身体の機能(代謝のサポート、抗体の生成、消化・吸収 等)

前者は「構成タンパク質」、後者は「機能タンパク質」と呼ばれ、どちらも生きていく上で、不可欠な働きだと言えるでしょう。

タンパク質の消化・吸収の仕組み

タンパク質は、消化酵素の働きによって細かく分解されたアミノ酸となり、消化・吸収されます。

そんな重要な役割を持つ消化酵素も、実はアミノ酸から作られているのです。

つまり、タンパク質が足りなければ、消化酵素も不足することになってしまうでしょう。

タンパク質と食事に関する3つのポイント

この項では、1日にタンパク質をどのように摂取すればいいのか」悩んでいるあなたに向けて、以下の内容をご紹介します。

  • 1日にタンパク質はどれくらい必要?
  • 1日の食事に含まれるタンパク質量は?
  • タンパク質を多く含む食品は?

1日にタンパク質はどれくらい必要?

1日に必要なタンパク質は「日本人の食事摂取基準」で定められており、具体的な数値は以下のようになります。

性別(年齢/妊娠期) 必要なタンパク質量
男性(15歳以上) 65g/日
女性(15歳以上)※ 50g/日
女性(妊娠中期) +5g/日
女性(妊娠後期) +25g/日

※12〜17歳は「55g/日」

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586557.pdf

1日の食事に含まれるタンパク質量は?

1日の食事に含まれるタンパク質量について、いまいちピンとこない人も多いのではないでしょうか?

たとえば、育ち盛りの15〜17歳男性を例に、食事構成を考えてみましょう。

  • ご飯(300g):7.5g
  • 牛もも肉(100g):19.5g
  • 紅鮭(70g):15.8g
  • 納豆(1パック):12.4g
  • 牛乳(コップ2杯):13.2g

タンパク質は多くの食品に含まれているため、簡単に摂取できます。その反面、過剰摂取には気をつけたほうが良いですね。

参考:https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=48&category=performance

タンパク質を多く含む食品は?

タンパク質を含む食品を選ぶ際は、アミノ酸スコアが100に近いものを選びましょう。

例えば、鶏ささみや豆腐のような「高タンパク質・低カロリー」な食品がおすすめです。しかし、貧血になるリスクがあるため、鉄分豊富な赤身肉や魚と一緒に摂るようにしましょう。

具体的には、以下の食品がおすすめです。

  • 牛や豚の赤身
  • マグロの赤身、カツオ

タンパク質を多く摂れる食品は、他にも存在します。代表的な食品群を以下にまとめているので、参考にしてみてください。

  • 肉類(鶏ささみ、牛もも肉 等)
  • 魚介類(イワシ、焼きたらこ 等)
  • 卵製品(卵黄、ゆで卵 等)
  • 大豆製品(きな粉、納豆 等)
  • 乳製品(脱脂粉乳、牛乳 等)

タンパク質を摂取するときのポイントは?

タンパク質を摂取するときのポイントは、以下の3つです。

  • 自分の必要量を把握する
  • 高タンパク質・低カロリーの食事を摂る
  • プロテインを活用する

それぞれについて、順番に解説します。

自分の必要量を把握する

タンパク質は、自分の運動量に合わせて必要量を把握しましょう。タンパク質の必要量は、日頃の運動でのエネルギー消費に伴って増加します。

本来、体を動かすエネルギーは糖質や脂質をエネルギーを元に作られますが、足りない分はタンパク質を分解して作られることになります。

つまり、自分の運動量に合ったタンパク質が必要になります。

高タンパク質・低カロリーの食事を摂る

高タンパク質・低カロリーの食事は、以下の食品を活用しましょう。

  • 肉類(鶏胸肉やささみ、豚ヒレ肉 等)
  • 魚類(カツオ、アジ、かまぼこ 等)
  • 乳製品(牛乳、ヨーグルト、モッツァレラチーズ 等)

また、揚げ物や調味料の油分は、無意識に摂りがちです。調理法や調味料も工夫してみましょう。

たとえば「ゆでる・蒸す」調理法は、タンパク質を効率的に摂れるのでおすすめです。

プロテインを活用する

「気にしすぎて、どうやって摂るか決められない!」
「食事で摂るタンパク質が不足してしまう…」

こんな方は、プロテインを活用しましょう。

プロテインと聞くと、アスリートや筋トレに取り組んでいる人が摂るイメージばかりありますが、実際はそうではありません。

ダイエットや筋力アップなど、目的に合うプロテインが選べるほど種類が豊富なんですよね。

バランスの良い食事にプロテイン1杯。補食としての活用もおすすめです。糖質と一緒に摂れば、タンパク質が体内に吸収されやすくなります。

筋トレやダイエットに最適!高タンパク・低カロリーなメニューの例

筋トレやダイエットには「高タンパク・低カロリー」の食事が最適です。ここでは具体例を挙げていきますね。

  • アスリートも食べている高タンパク質メニュー
  • 忙しい朝におすすめの朝食メニュー
  • 手軽に食べられるおすすめのコンビニ食品

それぞれについて、順番に解説します。

アスリートも食べている高タンパク質メニュー

国立スポーツ科学センター(JISS)が提供するメニューを3つをご紹介します。

  • 豚肉のポテトチーズ焼き
  • 鶏肉のみぞれ煮
  • 豆乳鍋

豚肉のポテトチーズ焼き

豚肉のポテトチーズ焼きは、たんぱく質や炭水化物をエネルギーに変えるビタミンB1が豊富です。

また、じゃがいもとチーズは1食のエネルギー量が多いため、エネルギー消費量が多い人におすすめです。

鶏肉のみぞれ煮

鶏肉のみぞれ煮は、酢の酸味によって唾液や胃液の分泌を促して消化を助け、食欲増進にも役立ちます。

鶏むね肉は、鶏もも肉に比べ脂質が少なく、たんぱく質を多く含みます。皮なしにすることでさらに、脂質を抑えられます。

豆乳鍋

豆乳鍋は、多種類の食品を一度に摂れます。

豆乳は、植物性たんぱく質以外にも、ビタミンB群やビタミンE、鉄分などの栄養素が含まれた食品です。

締めにめん類やご飯を入れることで、溶け出した栄養素まで無駄なく摂れるでしょう。

忙しい朝におすすめの朝食メニュー

朝食は、ついついおろそかになりがち。

「とりあえず何か食べておくか」と簡単なメニューで済ませていませんか?これだと、タンパク質が不足するでしょう。

そこで、時間をかけずに簡単に食べられる朝食メニューをご紹介します。

  • 納豆卵かけご飯+わかめと豆腐の味噌汁(ご飯派)
  • 卵ツナサンド+牛乳(パン派)

このメニューであれば、必要なタンパク質を手軽に摂れるのでおすすめです。

手軽に食べられるおすすめのコンビニ食品

お昼休みや休憩中に買い物する方も多いですよね。コンビニでは、誘惑に負けて余計なものを買ってしまいがち。しかし、タンパク質がしっかり摂れる商品もあります。

ここでは、手軽にタンパク質が摂れるコンビニ商品をご紹介します。

  • サラダチキン(鶏胸肉)
  • プロテインバー
  • 豆乳

サラダチキンやプロテインバーは、腹持ちが良く、手軽に摂れるため、忙しい方も満足感が得られるでしょう。

ダイエット目的でタンパク質を摂るときの3つのポイント

ここでは、ダイエット目的でタンパク質を摂る際のポイントをご紹介します。

  • 複数の食品を合わせる
  • ビタミンB6を含む食品を合わせる
  • 「間食」は我慢せずに摂る

それぞれについて、順番に解説します。

複数の食品を合わせる

アミノ酸の偏りを防ぐため、複数の食品からタンパク質を摂りましょう。

なお、動物性タンパク質の割合が低いと貧血の原因となるため、植物性タンパク質も摂るのがおすすめです。

例えば、鶏ささみ(動物性)や納豆(植物性)のように組み合わせていきましょう。

ビタミンB6を含む食品を合わせる

ビタミンB6は、タンパク質の分解を助ける役割があるため、一緒に摂りましょう。というのも、タンパク質とビタミンB6の摂取量は、比例します。

例えば、バナナとプロテインの組み合わせ。タンパク質の利用効率が上がるため、代謝をスムーズに促してくれます。

「間食」は我慢せずに摂る

「間食」は我慢しないようにしましょう。

「間食」がしたくなるのは、普段の食事に満足していないから。ダイエットは無理しすぎると続きませんから、まずは1日3食をきちんと摂るようにしましょう。

特に朝食は、高タンパクな食事を摂ることで、満足感が得られるため、間食やドカ食いを減らす効果が期待できます。ナッツやヨーグルトのような乳製品、ビターチョコがおすすめです。

とはいえ、過剰に摂るとカロリーオーバーになってしまうので、1日「200kcal」までにしましょう。

タンパク質の過剰摂取はやめよう!3つのリスクについて解説

「ダイエットや筋トレに良いと聞いたけど、たくさん摂れば良いのかな?」

答えは「NO」です。確かにタンパク質は不可欠な栄養素ですが、過剰に摂取するのは逆効果。

ここでは、以下3つのリスクについてご紹介します。

  • 過剰摂取の場合のリスク
  • 摂取不足の場合のリスク
  • 妊娠中・授乳中の場合のリスク

それぞれについて、順番に解説します。

過剰摂取の場合のリスク

タンパク質の過剰摂取は、間違いなく身体に悪影響です。例えば、以下の症状が起こりやすくなります。

  • 腸内環境の乱れ
  • 肥満(カロリーオーバー)
  • 内臓の負担増加

タンパク質を過剰に摂ることで、体内で有害物質が増えたり、内臓の負担が増加したりしてしまいます。

過剰摂取は、身体への大きな負担となるため、逆効果です。

摂取不足の場合のリスク

「摂りすぎは良くないから控えよう」と考える方もいるかもしれませんが、摂取不足も身体にとってはリスクになるため注意です。

例えば、タンパク質不足だと以下の症状が起こりやすくなります。

  • 筋力の低下
  • 肥満(基礎代謝の低下)
  • 免疫力の低下

タンパク質の摂取不足は、若年層から高齢者までどの世代にも言えることです。老化を早めることにもつながるため、適度にタンパク質を摂取しましょう。

妊娠中・授乳中の場合のリスク

赤ちゃんの成長には、栄養バランスのとれた食事が必要です。

しかし、体調を崩して食生活が乱れると、以下のようなリスクが生じることもあります。

  • 早産、発育不全
  • 妊娠高血圧症候群、巨大児

妊娠中・授乳中は、肉や魚、卵、大豆製品などからバランス良く摂れるようにしましょう。

とはいえ、なかなかまとまった時間を取れないですよね。

そんなときはごはんを中心に、具を多めにしたみそ汁や時短がしやすい卵料理、豆腐や納豆などを摂ることで、手軽にバランス良いメニューになるでしょう。

まとめ

タンパク質は、水分に次いで身体を構成する重要な栄養素です。

何気なくしていることや食べているものにも、タンパク質は密接に関わっています。

この記事では、以下について解説してきました。

  • タンパク質について
  • 摂るべき食品
  • 摂取するポイント
  • ダイエットや筋トレへの活かし方
  • タンパク質のリスク

タンパク質の正しい知識を学び、食生活の改善やダイエット、筋トレを通して「健康的な身体になりたい」が実現できるように意識していきましょう。